ウルトとサッカー

ウルトとサッカー

本シリーズ「世界のウルト」では、世界80か国以上に400社を超えるグループ企業を擁するウルトグループの、グローバルな取り組みや海外各拠点の事例をご紹介します。なお、本記事で扱う内容はウルトグループ全体に関するものであり、ウルトジャパン単体の活動を対象としたものではない点、あらかじめご了承ください。

ドイツと欧州におけるサッカーのグローバルパートナー

ウルトは、ネジ締め・組立技術における世界的リーダーとして広く知られています。一方で、ウルトが欧州サッカーにおいて最も積極的に活動する企業スポンサーの一つであることは、あまり知られていないかもしれません。本記事では、当社がピッチの内外で取り組んでいる活動と、その背景にある考え方をご紹介します。

ドイツ代表チームのパートナー

ウルトは2022年6月より、ドイツサッカー連盟(DFB)の公式パートナーを務めています。ウルトブランドは、男子・女子・U21の各代表チームの国際試合において掲げられています。DFBとは初めての直接的なパートナーシップになりますがが、ウルトによるサッカースポンサーシップそのものは1991年にまで遡ります。当時、事業の国際展開とともに、スタジアムのタッチライン沿いにウルトのロゴが掲出されるようになりました。

ブンデスリーガでおなじみの存在

ウルトは、FCバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、バイヤー・レバークーゼン、RBライプツィヒ、マインツ05、FCザンクトパウリをはじめとするドイツ1部リーグの複数のクラブと、主にピッチサイド広告やチームパートナーシップを通じて協力関係を築いています。なかでも最も緊密な関係にあるのが、本拠地ホーエンローエにほど近い名門、VfBシュトゥットガルトです。当社は同クラブの公式チームパートナーを務めています。

欧州全域での活動

ウルトの支援はドイツ国内にとどまらず、欧州各国のサッカーに広がっています。

欧州全域での活動

  • イタリア:2022年以降、イタリアサッカー連盟(FIGC)および同国代表「アズーリ」の公式パートナーを務めています。
  • スペイン:2003年以降、ラ・リーガおよび2部リーグの審判のスポンサーを務めています。ウルトのロゴは審判のユニフォームの袖につけられており、試合中に画面に映し出されます。
  • フランス:リーグ・アンのクラブ、RCストラスブール・アルザスの主要スポンサーを務めています。約35年にわたる長期的なパートナーシップです。
草の根サッカーへの還元

草の根サッカーへの還元

ウルトはDFBとともに、「ウルト・フェアアインスハイムヴェルカー(Würth Vereinsheimwerker)」を支援しています。これはアマチュアクラブのクラブハウスの改修・再建を支援する取り組みであり、工具や締結部品を手がける当社にふさわしいプロジェクトです。参加クラブが改修プロジェクトを応募し、一般投票によって優れたアイデアが選ばれたうえで、元代表選手(イェンス・ノヴォトニー、カカウなど)からなる審査員が受賞クラブを決定します。

その反響は急速に広がっています。2023年の第1回には500を超えるクラブが応募し、2024年には885件という過去最多の応募数を記録しました。2026年の開催では規模をさらに拡大し、最大200クラブが施工フェーズに進むほか、上位500クラブにはスターターパック(サッカーボールおよびウルトの名入れシステムケース)が贈られます。イニシアチブ全体では、総額約50万ユーロ相当の賞品および助成を提供します。

  • 上位500クラブ:アディダス製サッカーボールと、ウルトの名入れシステムケースを含むスターターパック。
  • 上位200クラブ:プロジェクト開始を支援する助成金として、各1,000ユーロ。
  • 優秀プロジェクト:さらなる賞金に加え、改修の完遂に向けた実践的なサポート。

なぜサッカーなのか

その理由は明快です。チームスピリット、向上への意欲、そして全力を尽くす姿勢――これらは、サッカーとウルトの企業文化の双方を特徴づける共通の価値観です。さらにサッカーは、当社のようなB2B企業にとって、事業を展開する数多くの国々で高い認知度を獲得する機会となるとともに、当社のビジネスの中心にいる職人の皆様やクラブとのつながりを深める場ともなっています。

*本記事はウルトグループに関する情報であり、数値およびパートナーシップの内容は2025/2026シーズン時点のものです。