ウルトジャパン商品開発ドライバー 青木孝行選手 シーズン前半レビュー
青木孝行選手(左)とウルトジャパン株式会社 代表取締役社長 永田裕介(右)
2023年3月1日よりウルトジャパン商品開発ドライバーに就任した青木孝行選手は1995年にレース活動を開始され、現在に至るまで国内のモータースポーツシーンを牽引するひとりとして活動されています。
このような豊富な実績と数多くの経験を持つ青木選手の協力を得ることで、ウルトジャパン株式会社(以下、弊社)は2022年より始まった日本国内での商品開発において、的確で最良なフィートバックを得ることができています。
今回は青木選手より今季参戦レースのレビューを頂きました。
[以下、青木選手コメント]
今期、Super GT / Super耐久シリーズ / GR86/BRZ Cup 各カテゴリーにおいて序盤戦は苦戦をしいられておりました。しかしながら、チームで体制や戦略、車両への改善を行って中盤戦ではスピードを戻しつつあります。 特にGR86/BRZ Cupでは車両のスピードに苦労していましたが第3戦のレースで復調の手ごたえを感じることができました。
また、商品開発の部分では主にコーティング剤の開発を共同で実施しておりますが、効果についてメリットが3つあります。
- ホイールハウス及びホイールへのコーティング効果について、車両に付着するデブリ(主にタイヤカス)の影響を減らしてレース中におけるラップタイムの安定を得ることができております。
- レース車両は高温に晒されるため、ボディー含めホイール内部、インナーフェンダー内部の熱害を軽減することができ、特に夏場のレースにおいて効果が高いです。
- ボディーに付着した汚れに対してクリーニングが容易で車両を美しく保つ事やメカニックの作業負担軽減にも貢献しています。
その他、チームの方ではウルトのケミカル類などをレースウィークや日々のメンテナンスに使用して、厳しいモータースポーツでの優位性を確かめているところです。
後半戦について、どのカテゴリーでも多くの問題は発生しますが、迅速且つ適切に対応しながら、その結果が正しいと証明できるレースをしたいと思います。
引続き、応援の程よろしくお願い致します。
後半戦も青木選手と弊社は、モータースポーツの現場からフィートバックされた「安心」で「高品質」な商品の開発に勤めてまいります。
是非、ご注目下さいませ。
Super GTシリーズ GT300クラス #360 RUNUP RIVAUX GT-R
RACE | RESULT |
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Round1 OKAYAMA GT300km Race | DNF |
Round2 FUJI GT450km Race | 19 |
Round3 SUZUKAGT450km Race | 14 |
Round4 FUJI GT450km Race | 14 |
Super耐久シリーズ ST-Xクラス #81 DAISHIN GT-R GT3
RACE | RESULT |
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Round1 SUZUKA S耐 5時間レース | 6 |
Round2 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース | 2 |
Round3 SUGOスーパー耐久3時間レース | DNE |
Round4スーパー耐久レース in オートポリス | 4 |
GR86/BRZ Cup Professional Series #31 ケーエムエスフェニックスGR86
RACE | RESULT |
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Round1 SUGO | 11 |
Round2 オートポリス | 11 |
Round3 もてぎ | DNF |
Round4 十勝 | 21 |