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情熱とダイナミズムを兼ね備えた起業家:

名誉博士号を複数持つ ラインホルト・ウルト氏、ウルトグループ財団監査委員会 名誉会長

ウルトグループの歴史は、創業者であり現在はウルトグループ財団監査委員会の名誉会長を務めるラインホルト・ウルト教授(名誉博士号複数)と切っても切り離せない関係にあります。
現在80カ国以上に400社を超える企業を展開するこの家族経営企業の発展は、国際的な企業界においても模範的な成功物語です。

ウルトグループの母体となるアドルフ・ウルト社(Adolf Ulto GmbH & Co. KG)は、1945年にドイツでアドルフ・ウルトによって設立されました。ラインホルト・ウルトは、1949年に14歳で父の経営するねじ卸売業に見習いとして入り、商業の道を歩み始めました。1954年、父が急逝したのを受けて、当時19歳だった彼が事業を引き継ぎました。
戦後のドイツ復興期から始まり、2人だけの小規模な事業を、彼は世界で活躍する商業グループへと成長させました。

2024年、ウルトグループはラインホルト・ウルトの75年におよぶ勤務記念という特別な節目を祝いました。
そして2025年には、ラインホルト・ウルトの90歳の誕生日とウルト社の創業80周年という、2つの記念すべき節目を迎えます。

 ラインホルト・ウルト

写真提供:picture alliance / dpa / Marijan Murat

特有の

独自の企業文化

ラインホルト・ウルトは創業当初から、楽観主義、活力、従業員とその成果への敬意、そして顧客に対する積極的な取り組みといった基本的価値観に基づく企業文化を築き上げてきました。この企業文化こそが、家族経営企業の大きな成功の原動力となっています。

積極的に行動し、日常業務で顧客の負担を軽減する新しいアイデアや解決策を見つけることは、ヴュルスにおける重要な指針です。
「常識にとらわれず、視野を広げ、慣れ親しんだ道から一歩踏み出す」ことは、ラインホルト・ヴュルスが的確に表現する同社の基本ルールのひとつです。
彼のモットーは、「私たちはお客様の従業員である」という言葉に集約されています。

社会への貢献

ラインホルト・ウルト教授(名誉博士号複数)は、これまでの職業人生において、多方面にわたり社会的・文化的な活動に積極的に関わってきました。
現代および現代美術の熱心なコレクターである彼は、長年にわたり美術・文化、研究・科学、教育・育成の分野でさまざまなプロジェクトを支援しています。
この活動を一つにまとめるために、1987年に妻のカルメンさんとともに非営利のウルト財団を設立しました。
また、1999年から2003年までの間、ドイツのカールスルーエ大学(テクニカルハイツクーレ)にある学際的起業学研究所の所長も務めました。

ラインホルト・ウルトが築き上げたウルトコレクションは現在約20,000点の美術作品を収蔵しています。
これらの作品は、ヨーロッパ各地にある15の美術館と美術キャビネットで無料公開されており、これまでに延べ1,000万人以上の来場者が訪れています。