アプリ迅速で確実な整備の為に
～株式会社ヤマグチレッカー様のORSY® mobil導入事例～
近年増加傾向にある、車両故障によるレッカー需要。
私たちが所有する一般車であればJAFや保険会社が契約するレッカー業者など、比較的選択肢は思い浮かびますが、トラックなどの中・大型車になると、牽引できる車両の有無や回収した車両の留め置き、修理や引取りなど、より専門性の高い業者に依頼しなくてはなりません。
その中でも、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社ヤマグチレッカー様（以下、ヤマグチレッカー）は高機能・高精度なレッカー車の製作で業界でもトップランナーの実績を誇る傍ら、自社制作の最新鋭車両を使用した中・大型車向けロードサービスを神奈川県全域で展開しています。
今回、ヤマグチレッカーが新たに導入したレスキュー車両にウルトジャパンの誇るシステムソリューション『ORSY® mobil』が搭載され、緊急対応の一助を担うこととなりました。
導入と背景
今回、新たに導入された車両をプロデュースしたヤマグチレッカー・芳野氏によると「今回のレスキュー車両は3台目となりますが、2台目導入時に初めてORSY® mobilを採用し、使い勝手の良さから今回も採用となりました。夕方から翌朝にかけほぼ毎日のように出動要請があり、数人の担当者が日々ローテーションで担当し、車両はシェアする形となります。その為、工具や整備用ケミカル類が使用したままにならないよう、整理整頓ができるシステムを導入したかったのです。一刻も早く車両の整備・運搬に当たらなければならない状況で“物を探す時間”というのはかなりロスタイムになってしまいますので。」とORSY® mobil導入の経緯をお話しいただきました。
迅速で確実な作業の為に
一般的に中・大型車のロードサービスは現場での修理・部品交換が優先となり、レッカー運搬は最後の手段とのこと。その為、ヤマグチレッカーの車両には万力等の加工器具が搭載されており、故障具合や交換部品の形状次第では現場で加工を施し、その場で自走可能な状態まで復旧させる体制を整えています。
芳野氏は続けて「ORSY® mobilは、初動で駆けつける今回のような車両で大活躍しています。輸送業の方々は納品時間厳守なところがありますので、迅速で確実な作業が求められる場面ではこのような収納システムは重宝します。あとは見た目がカッコイイですね。整然と整えられた作業環境は、スタッフのモチベーションも上がります。」と嬉しい言葉をいただけたと共に、ウルトジャパンが目指す“楽しく安全に、一人ひとりが働くことで豊かになる”ことを実際の現場から知ることのできる、貴重な経験でした。
