ボルボ・カー・ジャパン株式会社とのパートナーシップを拡大

ボルボ・カー・ジャパン株式会社とのパートナーシップを拡大

左:ウルトジャパン株式会社代表取締役社長 永田裕介、右:ボルボ・カー・ジャパン株式会社代表取締役社長 マーティン・パーソン氏

これまでのパートナーシップが加速される

先月4月20日、弊社とボルボ・カー・ジャパン株式会社(以下、ボルボ・カー・ジャパン)とのパートナーシップ拡大の合意が発表されました。

両社は2011年、充填式パーツクリーナーREFILLO MAT(レフィーロ マット)導入に関する包括契約が両社の間で結ばれたのを契機に、その後もピット内で使用する整備用工具及びケミカル品、車内におけるエアコンユニット洗浄アイテムの供給など、これまで12年に渡りそのパートナーシップは継続されてきました。弊社の提供するアイテムや供給体制が、現在のボルボ車の“安心・安全”という価値向上の一助となっています。

今回発表になったパートナーシップの「拡大」とは、ボルボ・カー・ジャパンが掲げる「環境への影響を最小限にする」「循環型社会へアプローチする」という理念に対し、ウルトジャパンが商品開発とラインナップの拡充で応じる、という意味合いのものです。

持続可能な社会に向けたアプローチを共同で

これまで以上に緊密で包括的なパートナーとしての活動を予定している両社。この活動によって、既存の車を長く乗り続けたい方、EV車を含め新車を購入する方、その双方のさまざまな要望に応えられる体制づくりが可能となります。

ボルボ・カーズでは「環境への影響を最小限にする」ために、2040年までにクライメイト・ニュートラルな企業となることを目標としています。クライメイト・ニュートラルとは、「気候中立」と訳される指針で、CO2のみならず、すべての温室効果ガスを実質的にゼロにすることを目標とすることを挙げています。つまり「カーボンニュートラル」よりもさらに、京都議定書の定義に準じた目標といえるのです。

その道程において、車両の製造過程はもちろん、サプライチェーンや企業活動全体でも、CO2排出量の削減に取り組むと発信しています。また「循環型社会へアプローチする」ために、使用するアルミニウムとスチールのリサイクル量を増加させるなど、循環型の設計思想を根幹に据えた活動にも取り組んでいるのです。そして、その活動の中核をなすのがEV車の充実、なのです。

ウルトジャパンも、2022年から「ドイツ発のグローバルパートナーとして、お客様のPSHE*に貢献する製品・サービスを提供する」というビジョンを打ち出し、それに則した商品開発とラインナップの拡充に努めてきました。また、国際的企業であるウルトグループの一員として得られる知見を活かし、より広い視野での企業活動を行っています。

その中で、ボルボ車のEV化という取り組むに値する課題に対し、パートナーシップの拡充という戦略で対応していこう、というのが今回の発表なのです。

以後、ウルトジャパンとボルボ・カー・ジャパンの、将来に向けた積極的な取り組みにご注目ください。

*PSHE:Productivity(生産性)・Safety(安全性)・Healthcare(健康)・Environment(環境)という4つのワードの頭文字を取った、ウルトジャパン独自で策定したビジョン。