法人のお客様のみ  

私たちの建築理念

ドイツの建材品質、住宅思想を土台として、暖かく長寿命な家の普及に貢献し、日本の住宅、社会を豊かにする。

生活の根本である衣食住。
その中でも住環境は私たちのライフスタイルを作り上げていく重要な要素です。
ヨーロッパでは当たり前になっている調湿・高気密・高断熱・防水性能を通じて、長寿命な住宅づくりを進めることで、日々の暮らしが豊かになる。
私たちはドイツの建材品質・住宅思想を土台に、日本の住宅をアップデートしてまいります。

ウルトジャパン建築
施工例

日本における住宅環境の課題

日本は技術立国の先進国ではありますが、実は住宅の分野においては世界の基準からだいぶ遅れているのが現状です。断熱に関して国の基準がないのは先進国の中では日本だけとなっています(無断熱でも合法)。また断熱だけではなく、春夏秋冬で気温差があるにも関わらず湿度調整の概念も日本の住宅では重要視されているとは言い難い状態です。その結果、室内と屋外の温度差で結露が発生しやすく、内部の素材に悪影響を及ぼす形となり劣化速度が著しく早くなる原因となります。また、シロアリ被害やカビなどのウイルスが発生しやすい環境となってしまい、人体にも悪影響が出る可能性すらあります。

ユラソール

公共施設・集合住宅にも快適性と機能性を

戸建て住宅をメインに施工実績を積んできたウルトの製品ですが、近年では公共施設などの中規模建造物等にも施工事例が増えてまいりました。

再生可能な循環資源である木材を利用することで建設コストや建築時の二酸化炭素排出量を大幅に削減できることに加え、ホルムアルデヒド等の化学物質における人体への影響を軽減するなど、あらゆる観点からそのメリットが見直されています。ドイツ本国では木材とセメントのハイブリッド工法の草分け的存在でもあるウルトが、これからのサスティナブルで快適な公共施設・集合住宅の住環境をご提供するべく、幅広い製品ラインナップで貢献してまいります。

施工例
施工例

ドイツやヨーロッパの住宅が長寿命で快適に暮らせる理由

ドイツをはじめヨーロッパの各国では、その時々のトレンドやデザイン性よりも「いかに過ごしやすい環境をつくるか」に軸足が置かれ、機能性重視の家づくりが一般的となっています。またドイツは緯度的に東北~北海道と同等の位置にあり、冬の寒さは大変厳しいものとなります。このように室内外での寒暖差が大きい環境にも関わらず、ドイツでは長寿命な住宅が非常に多く築年数が50年、100年の住宅は当たり前のように立ち並び、そのどれもが断熱や気密性が非常に高く1年中快適な住環境が保たれています。
これらの性能には通気性や透湿性、断熱性や高気密性に優れたシートや窓枠部材が重要となり、人が快適に過ごすのはもちろんのこと、住宅の躯体へのダメージも最小限にすることが可能となっています。またヨーロッパ各国では断熱性に厳密な基準が存在し、法令として順守しなければならない為にこれらの建材は必須となっています。
さらに、環境先進国らしくCO2排出量への意識も高く、暖房の使用を極力抑えるひとつのアイテムとしてもこれらの建材は多くの住宅で使用されています。